LEICA Qシリーズ
LEICA Qシリーズ
LEICA Qシリーズは、2015年に登場したLeica Q(Typ 116)から続く、35mmフルサイズセンサーと固定レンズを組み合わせたデジタルカメラシリーズです。 初代QはSummilux 28mm f/1.7 ASPH.の固定レンズ、AF、EVFを備えたフルサイズコンパクトとして登場しました。その後、2018年のQ-P、2019年のQ2、2020年のQ2 Monochrom、2023年のQ3、2024年のQ3 43、2025年のQ3 Monochromへと展開しています。 QシリーズはM型のような交換レンズ式レンジファインダーではなく、レンズとボディが一体になった固定レンズ式です。そのため、レンズの光学状態やAF・MF、マクロ機構などもカメラ本体の査定に直接関わります。 世代によってセンサー、EVF、モニター、動画機能、防塵・防滴、インターフェースなどが異なり、Q3 43では従来の28mmではなく43mmの固定レンズを採用しています。また、Q2 MonochromやQ3 Monochromは通常のカラー機の設定違いではなく、白黒撮影専用のモノクロームセンサーを搭載した別仕様です。 売却時には「Qシリーズ」という大きなくくりだけでなく、正式な機種名、世代、焦点距離、カラー/Monochrom、限定仕様の有無を正しく確認することが重要です。

基本情報
BASIC INFORMATION









LEICA Qシリーズについて
ABOUTLEICA Qシリーズは、2015年に登場したLeica Q(Typ 116)から続く、35mmフルサイズセンサーと固定レンズを組み合わせたデジタルカメラシリーズです。
初代QはSummilux 28mm f/1.7 ASPH.の固定レンズ、AF、EVFを備えたフルサイズコンパクトとして登場しました。その後、2018年のQ-P、2019年のQ2、2020年のQ2 Monochrom、2023年のQ3、2024年のQ3 43、2025年のQ3 Monochromへと展開しています。
QシリーズはM型のような交換レンズ式レンジファインダーではなく、レンズとボディが一体になった固定レンズ式です。そのため、レンズの光学状態やAF・MF、マクロ機構などもカメラ本体の査定に直接関わります。
世代によってセンサー、EVF、モニター、動画機能、防塵・防滴、インターフェースなどが異なり、Q3 43では従来の28mmではなく43mmの固定レンズを採用しています。また、Q2 MonochromやQ3 Monochromは通常のカラー機の設定違いではなく、白黒撮影専用のモノクロームセンサーを搭載した別仕様です。
売却時には「Qシリーズ」という大きなくくりだけでなく、正式な機種名、世代、焦点距離、カラー/Monochrom、限定仕様の有無を正しく確認することが重要です。
見分け方・バリエーション
VARIATIONLEICA Qシリーズは、世代と派生仕様を正しく見分けることが査定の第一歩です。
初代Leica Q(Typ 116)は2015年登場の24.2MP有効画素フルサイズ機で、Summilux 28mm f/1.7 ASPH.の固定レンズを備えます。2018年のQ-Pは技術仕様が初代Qと基本的に同一で、赤いLeicaロゴを省いた外装、トッププレートの筆記体ロゴ、マットブラック仕上げなどが主な違いです。Q-PをQ2世代として扱わないことが重要です。
Q2は2019年登場で、47.3MPフルサイズセンサー、OLED EVF、防塵・防滴保護、4K動画などへ更新されました。Q2 Monochromは47.3MPの白黒専用センサーを搭載した別仕様で、通常Q2のモノクロ設定ではありません。
Q3は2023年登場で、60/36/18MPのTriple Resolution、チルト式ディスプレイ、高解像度EVFなどを備えます。2024年のQ3 43はAPO-Summicron 43mm f/2 ASPH.を固定レンズとして採用しており、28mmのQ3とは別商品です。2025年のQ3 Monochromは60MPモノクロームセンサーと28mm f/1.7固定レンズを組み合わせます。
Q2/Q3世代にはReporterやコラボレーションモデルなどの限定仕様も存在します。特殊外装、刻印、限定番号、元箱、証明書、専用付属品などがある場合は通常モデルとして処理せず、正式な製品名と現物を確認します。

査定について
APPRAISAL査定で評価に差が出るポイント
LEICA Qシリーズでは、まずQ(Typ 116)、Q-P、Q2、Q2 Monochrom、Q3、Q3 43、Q3 Monochromのどれに該当するかを正しく確認します。
世代に加えて、カラー/Monochrom、28mm/43mmの焦点距離、限定仕様や特殊外装の有無も市場上の区分に直結します。限定モデルの高額な販売・買取例を通常モデルへそのまま当てはめることはできません。
固定レンズ式のため、前玉の傷、くもり・カビ、レンズ鏡筒、フード取付部、AF・MF、マクロ切替などのレンズ状態は本体の評価と一体です。センサーのゴミ写りや異常な線・点、EVFや背面モニターの表示状態、操作部、記録、通信、動画機能なども世代に応じて確認します。
外観では傷、打痕、塗装、レザー外装、レンズ鏡筒、液晶、EVFなどを確認します。バッテリー、充電器・充電関連ケーブル、レンズフード、レンズキャップ、ストラップ、元箱、説明書、保証書などの付属品も評価に関わる場合があります。
特殊モデルでは専用ストラップ、ケース、証明書、専用箱などが付属することもあるため、通常Qの付属品構成をそのまま当てはめず個別に確認します。
査定時に確認するポイント
査定では、まず正式な機種名と世代を確認し、Q(Typ 116)、Q-P、Q2、Q2 Monochrom、Q3、Q3 43、Q3 Monochrom、限定仕様のどれに該当するかを識別します。
電源・撮影では、正常に起動するか、シャッターが切れるか、撮影データを保存できるか、SDカードを認識するか、エラー表示がないかを確認します。
固定レンズでは、前玉の傷、くもり・カビ、鏡筒の傷、フィルターねじ部、AF、MF、マクロ切替、絞り操作などを確認します。固定レンズ機のため、レンズの不具合はボディとは切り離せない確認項目です。
センサー/画像では、ゴミ写り、異常な線や点、カラー機では色異常、Monochrom機では白黒画像の出力などを確認します。高感度だけでなく通常のISOでも撮影画像を確認します。
EVF/モニターでは、表示、焼け・変色、ドット異常、タッチ操作、Q3系ではチルト機構、アイセンサーなどを確認します。
そのほか、シャッターボタン、各ダイヤル、ファンクションボタン、電源スイッチ、フォーカス切替、バッテリー、充電、電池室、SDスロット、該当世代のUSB-C等の端子や付属品を確認します。
経年劣化・故障・注意点
LEICA Qシリーズは電子制御のデジタルカメラであり、フィルムM型とは確認するポイントが異なります。
固定レンズ式のため、レンズの光学状態、AF、MF、マクロ機構などはカメラ全体の状態評価と一体です。センサーについては、撮影画像を使ってゴミ写りや異常な線・点などを確認します。
EVFや背面モニターでは、表示異常、焼け、変色、ドット異常などを確認し、Q3系ではチルト機構も確認します。バッテリーは消耗品のため、バッテリーの劣化と本体側の電源・充電不良を分けて考えます。
Q2以降には防塵・防滴保護が案内されている世代がありますが、中古個体の水濡れや浸水歴まで保証するものではありません。
中古店の減額項目や修理例が確認できても、それだけを根拠に特定箇所を「Qシリーズの持病」とは判断しません。旧世代のQについても、部品やユニットごとの修理可否は個別確認が必要です。
関連する買取実績
PURCHASE RECORDSLEICAの買取実績をご紹介します。
レンズ・付属品について
ACCESSORIESLEICA Qシリーズは固定レンズ式のため、M型のように交換レンズを本体とは別の商品として査定する構成ではありません。レンズはカメラ本体の一部として、光学状態やAF・MF、マクロ機構などを確認します。
一方で、付属品は重要な確認対象です。純正バッテリー、充電器や充電関連ケーブル、レンズフード、レンズキャップ、化粧リング、ストラップ、ホットシューカバー、元箱、説明書、保証書などが残っている場合は、まとめてお持ちください。
Q3系など該当世代ではUSB-C関連の付属品も確認します。世代によってバッテリーや充電方式、同梱品が異なるため、別世代の付属品を同一のものとして扱わないことも重要です。
限定モデルでは専用ストラップ、専用ケース、証明書、専用箱などが付属する場合があります。通常モデルと異なる付属品がある場合は、処分せず一式で確認します。
関連機種との違い
COMPARISONLEICA Qシリーズは、世代ごとの違いを確認することで機種を識別しやすくなります。
Q(Typ 116)とQ-Pは技術仕様が基本的に同一で、Q-Pは赤ロゴを省いた外装やマットブラック仕上げなど、主にデザインと同梱品が異なる初代Qの派生仕様です。
Q2では、初代Qからセンサーが47.3MPへ高画素化され、OLED EVF、防塵・防滴保護、4K動画などが追加されました。Q2 Monochromは白黒専用センサーを搭載した別商品です。
Q3では60/36/18MPのTriple Resolution、チルト式モニター、新世代の動画・インターフェースなどへ更新されています。
Q3 43はQ3を基礎としながら、固定レンズがSummilux 28mm f/1.7ではなくAPO-Summicron 43mm f/2 ASPH.であることが大きな違いです。Q3 Monochromは28mm f/1.7とモノクローム専用センサーを組み合わせたモデルです。
このため「Qシリーズ=28mm」「Q3=カラー機」と一括せず、正式な製品名、焦点距離、センサー仕様を確認することが重要です。
担当者コメント
STAFF COMMENT
Qシリーズは固定レンズ式なので、ボディだけでなくレンズの状態も査定に直結します。Q2、Q3、Monochrom、Q3 43など世代や仕様による違いもありますので、正式なモデルを確認しながら査定します。







